お歳暮の必要性

年末にお歳暮を贈ると言う儀礼にも似た風習は、今の時代にはたして必要ですのでしょうか。

個人的な繋がりが希薄化してきており、ドライでビジネススタイルの欧州文化がだいぶ浸透してきている今、こんなモデルばった風習は、むしろ今の時代に合っていると言えるかも知れません。

ただ、お歳暮と言う制度があるが故に、ほんらいしなくていい出費をしてしまうとかんがえるご家族も、本音を言えば沢山はず。

実にこのお歳暮が必要なものなのか、今一度かんがえてみてちょうだい。

現実にには、昔のままのお歳暮のあり方には疑問を持つけれど、お歳暮と言う制度自体はあったほうが良いとかんがえる人が沢山かとおもいます。

と言うのも、このような制度がないと、なかなか感謝の気持ちを伝えられない人が沢山いるからです。

直属の上司や親戚ですら、面と向かって“いつもありがとうございます”と改まって伝える機会と言うのはそうそう有りませんよね

自分が相手に対してどういったおもいを持っているのかと言う事を伝えるのは、結構難しかったりします。

それが、お歳暮を贈ると言う行為で伝えるケースでは、実に伝えやすくなるのです。

当然、相手側としては、礼儀として、社交辞令として、あるいは世間の常識として、そのお歳暮を受け確保する事になります。

その分、正確なおもいの伝達と言うのはならないかも知れません。

ただ、逆に言えば、その儀礼的なフィルターがあることで、受け確保する側も受け取りやすくはなっているのです。

そうかんがえると、上手い具合に敷居を低くしてくれている制度と言えます

同様のものとして、母の日や父の日が有りますよね。

これも、なかなか日頃感謝の気持ちを伝えられない親に対して、“そういう日だから”と敷居を低くする事で、感謝の気持ちを伝えやすくしてくれます。

あるいは、バレンタインデーも同じ事です。

人間、なかなか素直に感謝の気持ちや好意を伝えること言うのは出来ません。

その為の舞台を整えてくれるのが、全国共通の制度ですのです。

そういう意義では、お歳暮はたいへん必要な風習と言えるでしょう。

お歳暮を贈る時期

さて、ここからはお歳暮を贈る際のマナーに対して、いくつか見ていきましょう

まずはお歳暮を贈る時期です。

当然、時期的には年末と言う事になります。

だいたいの人は、スーパーやデパート等にお歳暮の品物が並び始めると、“ああ、もうお歳暮のシーズンか”と感覚るのではないでしょうか。

このような品物がストアー頭に並び始めるのは、11月に入ってからです。

ただ、近頃ではインターネットでお歳暮をオーダーしてそのまま贈ると言う手法も増加してきており、ネット上ではもっと前からお歳暮の売出しが始まります。

お歳暮を贈る時期は、昔と現在では結構ギャップます。

昔は、それこそ、大晦日の間近に、届くようにするのが風習でしたが、今はもう少し早いですね。

12月に入ってから、中旬あたりまでに届くような時機で贈るのが、現代における世間一般的なお歳暮の時期です。

ただし、関西だと12月はじめは早通り越すとみなされるやうです。

関東は12月上旬~中旬、関西は12月中旬~大晦日と言うのが、世間一般的なお歳暮のシーズンと言われています。

と言うのはいえ、例え関西であっても、12月の終わり、それこそ大晦日の時期にお歳暮を贈られると、少々困りますよね。

お歳暮を受け取った以上は、一般は御礼の電話を入れたり、もしこちらが送っていなければお返しをしたりします。

ですが、大晦日に受け取ってしまうと、時期中にお返しも出来ませんし、御礼の電話を入れるのも、年越しと重なって色々不都合が生じ易いです。

それはしっかり配慮しておくべきですね。